病気の予防は腸内環境から
一雨ごとにだんだん冷え込み、
山の木々も紅葉を始めています。
日中との寒暖差が大きいので
マスクをしている方もチラホラ増えてきましたね。
sanpoのモデルをさせてもらっています、ウッシーです。
農家の嫁として農業を勉強していると、
最終的に土壌微生物に辿り着きました。
葉っぱに害虫やカビ、病気が出て、
葉っぱに何か薬をまく人も多いですが、
原因は葉っぱではなく土にあります。
人間の身体で言うところの腸に当たる部分でしょうか。
人間の体も病気の症状が色んなところに出ていても
原因は、腸にあります。
腸は、体全体の健康を支えています。
そして第二の脳と言われるほど脳とダイレクトに繋がっています。
腸内環境が整うとセロトニンという
「幸せホルモン」が分泌されるという研究結果も出ています。
では、腸を整えるためにはどうすればいいのか、簡単です。
腸の善玉菌を増やせばいいのです。
そのためには、ヨーグルトですか?
ブルガリアの人ならいいのかもしれませんが。
日本人は、昔から食べてきた発酵食品。
発酵する促すために必要な微生物のエサになるものは、
野菜、大豆、糠、魚、海藻。
それらを全て摂れる食品。
それは、お味噌汁です。
我が家は必ず煮干と鰹で出汁を取り、
有機野菜をたっぷり入れて自家製のお味噌で味付けをします。
休日は、小学1年生の息子がお味噌汁担当で
1番早起きして作ってくれます。
まさに食育です。
でも、どんなにお味噌汁で腸内環境を整えていても
消化に悪いものをとっていてはと、主人とも話し合い
グルテンフリー、牛乳フリー生活を始めました。
小麦粉も牛乳も大好きなんだけど、
先天性の持病を持っている子供たちにと
色んな本を読みあさり、
とりあえずできる範囲でやってみることに決めました。
牛乳は、そもそも牛の赤ちゃんが飲むもので
人間は消化酵素を持ってないんです。
消化しきれないタンパク質は、
未消化となり腐敗して腸を汚していく。
小麦粉も、同じ。
朝ごはんにトーストに牛乳。
実は、我が家も一年前までそうでした。
簡単ですもんね。
小麦に含まれるグリアジンは、
ゾヌリンという腸の透過性をあげふ物質を分泌し、
リーキーガット症候群が起こります。
さらにモルヒネ様物質を体内、
脳内に届けてしまい、中毒になる。
小麦のグルテンは、セリアック病、
リウマチ、SLEといわれる膠原病、
橋本病、湿疹などとの関連が取り沙汰されています。
いろんな情報が溢れている中で、
何が真実なのか自分を信じるしかありません。
でも、まずは知ること。
知った上で選択するのは自由だと思います。
あまりにガチガチにしすぎるのもしんどいですけど、
出来る限りやってみようと思います。
米粉と豆乳で代用して作れる蒸しパン、
スコーンを子供のおやつに作るようにしています。
手作りは愛です。
お母さんの常在菌をいっぱいつけて
子供に食べさせてあげることで
子供たちの心も体も元気に育ってくれると信じています。
そして病気は、食事で治す。
私たちの身体は、食べ物で出来ています。
全く落ち着きのなかった自閉症や
発達障害の子供たちが牛乳と小麦粉をやめたことで
症状が改善した例がたくさんあるそうです。
我が家では、お味噌汁を飲み始めてから
兄妹喧嘩がほとんどなくなりました。
たかが食事、されど食事です。
昔ながらの知恵をかりて
今の生活に蘇らせたいものです。